鉄骨、コンクリートなどさまざまな素材や工法が存在する中で、わたしたち三交ホームは創業以来、一貫して「木のすまい」にこだわり続けてきました。
木には強さや優しさなど他の素材にはない優れた特徴が多くあることももちろんですが、 それ以上に日本の気候風土にベストマッチする素材だからなのです。
大地震が頻発する日本各地で100年200年を超えてなお現存する建築物は数限りなくあります。 また奈良の法隆寺は1300年以上、正倉院も1200年以上地震などによって倒壊したという記録はありません。 ひとつには木という素材が、伐採後200年まで強度を増していき、その後600年余りはほとんど強度の劣化がないという性質を持っているから。
またそのしなやかさからは想像できないのですが、引っ張り強度は鉄の3倍、圧縮強度はコンクリートの2倍。 このため鉄やコンクリートに比べて軽く仕上がるというメリットがあります。 さらに風雨に曝されて劣化する速度も鉄などに比べてはるかに緩やかであるといわれています。
環境問題が重視される現代ですが、木は再生可能な資源。
伐採後に植林することで永遠に森は育ち続けます。
もちろん新築時や解体時に発生する廃棄物なども再生木材として再利用が可能な技術が開発されています。 さらに他の工法と比べて素材の製造から建築時まで必要とするエネルギーがもっとも少ないのも特徴のひとつといえるでしょう。
環境に優しい木のすまいを私たちの街に増やしていく・・ それはこれからの地球を考えた時、私たちが次世代へ伝えたい約束の一つではないでしょうか?
木材の内部には中空の細胞が詰まっており、この細胞が熱を伝えにくい空気を含んでいます。
他の素材と比較してみると、コンクリートはスギに比べて12倍、鉄はなんと483倍も熱を伝えやすくなっています。
断熱材にも匹敵する木の特性を生かしたすまいは、日本の熱帯並みに暑い夏には外気温を緩和し、 寒気が厳しい冬にも暖房機器の熱を蓄えていつもでも温かい、快適な環境をもたらします。
四季を通じて、日本の気候風土にふさわしい環境がここにあります。
木材に含まれるにおい成分には消臭、防ダニ、殺虫、防カビなどの作用があることが知られています。
また心身をリフレッシュする効果などもあるといわれています。 木肌の持つ風合いは目に与える刺激が少なく、その色合いからは「温かさ」を感じることがわかっています。
さらに、木は周囲の湿度が高い場合には湿気を吸収するという調湿機能があるため、室内の湿度を最適に 保ち、耐久性に影響を与える壁体内の結露なども防ぐことができます。
わたしたち日本人はすまいや暮らしの中に、本物の木の持つ色彩、造形、質感を巧みに取り入れてきました。 それは日本という国が豊かな森林資源を背景として、世界でも例のない木の文化をつくり上げてきたことと 無縁ではありません。
わたしたち三交ホームの木のすまいに使用される木材は、わたしたちの故郷、伊勢湾に注ぐ宮川の源流大台山系の森林で、 樹齢50~60年の歳月をかけて大切に育まれてきた極めて良質なヒノキ、スギ。 伐採し、積み出してきた木材は、熟練のスタッフにより吟味、精選された後、高度な技術によって 加工され各現場に送られます。
大台町などの共同出資で第三セクターのプレカット工場「(株)エム・エス・ピー」を設立。木造軸組工法を支える仕口や継手を従来の手加工から機械加工に進化させました。 エム・エス・ピープレカット工場は最先端の技術を導入し、狂いのない高精度・高品質の部材を提供しております。
吸放湿効果で最適な温度を維持します。 木材には、湿気を吸収したり放出したりしながら、湿度を一定に保つ吸放湿効果があります。 実際の住まいの柱を見てもビール4本分の水分を吸収する力を持っているのです。 この高い吸放湿効果が結露を抑え、カビやダニの発生を防いでいるのです。
保湿性が高く、弾力性にも富んでいます。 住まいの床に施されたフローリング材は、冬場には他の素材に比べて保湿性が高く、時間とともに蓄熱し、 足元の温度が上昇していきます。 また適度な弾力性があるため、歩行時の衝撃を吸収し、膝を痛めにくく、疲れにくいというデータも出ています。 それになによりも天然素材ならではのい感触が、住まいには欠かせない素材としての価値を高めています。
内部の空気層の集まりが騒音をカットします。
都市生活の中で近隣同士のプライバシー確保や騒音に対する配慮は欠かせない要素です、 木材は、木の中にある導管と呼ばれる細かい空気層の集まりが外部からの音を吸収するという吸音特性を持っていて、 防音対策に必須の素材なのです。
コンサートホールや防音室の内装材に木材が使用されているのも、吸音効果だけでなく、 人間の耳に最も心地よいとされる、残響時間を作り出してくれるためなのです。
